※カテゴリー「ダイアロスへ至る道」についての説明は
サーディア、たつに書いてあります。そちらを参照のほどを。
※前回の更新から2ヶ月以上経ってしまいました。左のメニューのカテゴリー「ダイアロスへ至る道」で今までの流れを思い出してやって下さいm(_ _;)m
幸運に恵まれて錬金術師の屋敷に小僧として住み込むことになったサーディアだったが、師匠の一人娘のワガママに振り回されることになる。
夜半。ランプの灯りで本を読む令嬢。ドアがノックされる。
「お嬢様。お茶をお持ちしました」
「……」
静かにティーカップが置かれると本が閉じられる。流行り物の冒険譚。
「サーディア」
「はい、お嬢様」
「旅に出ます。支度なさい」
「しかし……」
「サーディア」
ノアダストの包みが2つ取り出される。
「かしこまりました(>_<;)」
午後。魔法学校前の馬車の御者台にサーディア。
退屈しきって憤りを露にしながら馬車に乗る令嬢。
「街道へ向かいなさい」
「しかし……」
「サーディア」
「かしこまりました(>_<;)」
馬車は街を出て、田園風景。
「書置きをしました。どう書いたか聞きたいでしょう?」
「……はい、お嬢様」
「『サーディアのしつこさに負けました。かけおちいたします。お許し下さい』」
「うはぁ(>_<;)」
「なにか? 忌憚なく言いなさい」
「……お嬢様の罪は俺のもの。俺の罪は俺のものorz」
「まぁ、欲張りね(^−^)」
「申し訳ありません」
「広い心で許します」
「恐れ入りましたorz」
サーディア(ダイアロス島時代):
「時々こうしてお嬢様のワガママにつきあう以外は、本格的な魔法の修行もできたし、温かいベッドで寝れたし、言うことなしの生活だったんだ。お嬢様は飽きっぽかったから、うん、例えば郊外の村の人にちょっと無理を言って、困っているふりをしてもらって、それを何とかしてあげるなんて流れを作ったりすれば、満足して家に帰るって言い出すだろうって思ってたんだ。でも、まさかあんな事になるとは、あの時は想像もしてなかったな……」