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■■ダイアロスに至る道6「オークとあてどなき旅の始まり」
2006/02/21 Tueダイアロスへ至る道
※カテゴリー「ダイアロスへ至る道」についての説明はサーディア、たつに書いてあります。そちらを参照のほどを。左のメニューのカテゴリー「ダイアロスへ至る道」で今までの流れを確認してやってくださいm(_ _;)m

サーディア(ダイアロス島時代):
「さて、少しアルケミストらしいところでも見せようか。わけわからない試作魔法を人にかけてばかりじゃ、ちょっとね。オークって種族は難儀な奴らで、他の色んな種族と対立してるんだけれども、その辺の理由について。

主な知的種族といったら、ヒューマン・エルフ・ドワーフの旧3種族に、ニューター・コグニート・エルカプモニア・パンデモスの新4種族、モラ族・ホイ族などの少数種に、イクシオン・タルタロッサ・グレイブン・コボルト等の亜人種ってところかな? 意見の分かれるところもあるかもしれないけど、オークはこのどれにも属さないと俺は思っている。あえてオークの種族的な同類を挙げるならアマゾネスとモラ族かな。秘術等で本来の姿や生き方を歪められた種族ってカテゴリー。これはちょっと無理があるけど。

ドラキア帝国のホイ族討伐(女王イルミナ・ミスト・現アクセル=キール等が参加)は知ってる人もいるかもしれないけど、この時に闇の術師がホイ族をオークに変えて戦力にしたって話があって、オーク発生の起源は「元々知的種族だったものが秘術によって変貌させられた姿」説が今のところ一番有力かな。その術師の支配から何らかの理由で解放されて(たとえば術師が死んでオーク逃走とか)、野良オークになったのち集落を形成するなどして繁殖したのが、一般的なオークってところだろうね。

オークは激しく排他的だし、発生の起源からして対立せざるを得ないような感じなんだけど、さらに実害があるから困ったものなんだ。
その前に少しオークの習性と生活。オークは主に山岳地帯に住んでいることが多いんだけれども、これはオークが汗をかけないから暑さに弱く、高所や森林を好むためだと思う。意外ときれい好きで水浴びを好むらしい(警戒心の強いオークの水浴びを見るのは……難しいかもしれない)。さらに武具を金属や皮や木で作る。
つまり……もう分かるかな? 狩猟・収穫・採掘・伐採などをする上に、きれい好きで水浴びばっかりする奴等が上流の山に住んだら下流の農民たちがどう思うか。水源は汚されるし、山の幸は減る一方、襲ってくるからおちおち山に何かを採りにもいけない。さらには調子に乗ったオーク達が街道近くまで出てきて山賊まがいの行為をし始めるとなったら、行商人たちの足も遠のいて一気に生活の危機になるわけさ。するとその地方からの税収が減って困るのは領主たちなわけで、討伐隊が編成されたりもするわけ。ダイアロス島で見られるのは、イルヴァーナのオークとドワーフ村の対立。あれもつまりは、下流の農村と上流のオークの対立なんだと思うね。

なんでこんな話をしたのかっていうとね。うーん、あんまり今回の話とは……関係ない部分も多かったけど(^-^;)、そのオーク討伐隊に関わったんだな……お嬢様と一緒にね」


住んでいた街から遠くはなれ、馬車などを処分し路銀や装備品に換えたサーディア達は、街道沿いの小さな村の酒場で昼食をとっていた。

「サーディア」
「……なんでしょう?」
「ずいぶんと……静かです」
「……我々しかいませんから」
「何か事情があるかもしれません。聞いてきなさい」
「しかし……(「悪かったな、普段通りだ」と怒られたら立場がないのですが)」
「なにか?(^-^)」
「かしこまりました(>_<;)」

「……オーク?」
「ええ。上流にオークが住みついて、山からあふれかけているようです。ここから先の街道も危険だとか……」
「なるほど……では、行きましょうか」
「かしこまりました」

「サーディア?」
「……なんでしょう?」
「どちらに行くのです?」
「え……? も、もどΣ(・ω・;)……orz し、しか……orz」
「……おいていきますよ?」
「……お供いたします」
「どうぞ(^-^)」
「は、はい……(つд`)」

サーディア(ダイアロス島時代):
「おいていかれて困るのは、何とかして適当に満足させて連れて帰ろうとしている俺だったわけで。完全に見透かされてたんだよなぁ……」

街道を離れて森にわけいり、オークが居ついた山へと近づいていくサーディアたち。やがて日が暮れるとともに気配が濃くなっていった。

「オークは昼行性。そうでしたね、サーディア」
「はい。基本的にはそうです。……彼らのテリトリー内は別で、見張りがいたりするそうですが」
「暑さが苦手なら夜に動けばいいと思うのはわたくしだけですか?(^-^)」
「お、オークに言って下さい……orz」
「そういたしましょうか。あなたたちはこんな夜遅くにこんなところで何をしているのですか? はい、通辞なさい」
「Σ(・ω・ノ)ノ」
「ブギャ……ブギャギャ……ッ!」
「彼らはなんと?」
「わ、わかりません(つд`) ですが……友好的ではなさそうです」
「それくらい猫でもわかりますね(^-^)」
「も、もうしわけありません……orz」

すらりとハチェットを抜く令嬢。

「サーディア」
「え、援護いたします」
「いりません(^-^)」
「そ、そうおっしゃらずに……是非……(´д`;)」
「そこまで言うなら許します」
「ありがとうございます……」

サーディア(ダイアロス島時代):
「あの頃の俺は、破壊魔法ならアイスボール、回復魔法はライトヒーリングがいまいち詠唱できず、強化はエンライテン程度、神秘は苦手でフレイムブレイドも使えなかったんだ……。お嬢様は魔法は大の苦手。剣術も特に習ったことなんてなくて、俺を相手に練習してたぐらいのもの。そんな二人で、1ダース近いオークと戦うなんて……」

「そのへんにしておけい、オークども!」
「ブギャアー!」

サーディア(ダイアロス島時代):
「あの騎士風のパンデモスが現れなかったら……少なくとも俺は死んでいたと思う。お嬢様は……なぜかオークの攻撃を避けてたんだよ。なんていうかな? 強運? ものすごい……強運。いつも何故かなんとかなっちゃう……お嬢様が博徒に憧れて賭場に飛び込んだ時も……あ、思い出したくねぇやあれは……orz とにかく助かって、俺はと言えばオークの棍棒で肋骨を折られてロクに動けない状態だったんだ。今の俺だったら腕が変な方向に曲がろうがどうしようが魔法で一発ってなもんだけど……」

「……情けない男だ。付き従う婦人を守りきれぬとは」
「ほんとうですね(^-^)」
「も、もうしわけ……うはぁ(>_<;)」
「ふむ……しかしここに放っておくわけにもいくまい」
「そうでしょうか?」
「うむ。ふもとの村まで送ろう。任務中だがいたしかたあるまい」

「討伐隊の方ですか?」
「うむ。見たところなかなかやるようだな」
「村の状況から討伐隊の派遣されるのも近いと判断し、威力偵察をと思っておりました」
(※威力偵察=通常の隠密裏に行われる偵察とは違い、戦闘することで相手の反撃力などから戦力を偵察すること)
「なるほど、なるほど。では、この男は村の者に任せるとして……」
「はい(^-^) よろしければお供させてくださいませ」
「うむ。いいだろう」

サーディア(ダイアロス島時代):
「なんつーか、そんなこんなで村の酒場に戻されて何週間か寝込んでたんだよ。つまり……平たく言うとお嬢様と完全にはぐれたわけで。ギリギリ残ってた俺の運なのか、路銀はほとんど俺が持ってたから金の心配はなかったんだけれども、まさかお嬢様が屋敷に帰る前に俺一人帰るわけにもいかないじゃないか。単なる軽い冒険のはずが、たった一人でお嬢様を探す旅になっちまったんだ……」

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シップ:(幻術王)ウォーロック。
通称:サディ・やわらか兄者・師匠など。
苦手なもの:謎肉・謎水(見ると卒倒します)
常駐ch『東町内会』

ブラウザゲー・エデンシェイドプレイ中
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激しく少数派です。

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